ホルモンのレベル

男性ホルモンにはテストステロン、ジヒドロテストステテロン、デヒドロエピアンドロステロン、アンドロステロン、アンドロステンジオンなどがあります。
一般的にAGAを患っている患者は遊離テストテロンが高いです。
 
遊離テストステロンとは、5αリダクターゼによってジヒドロテストステロンに変換される前駆体の事です。
 
5αリダクターゼ(5-alpha-reductase)は遊離テストステロンをDHTへと変換する酵素であり、主に頭皮と前立腺に存在する。遺伝子は解析されています。
 
5αリダクターゼの活性は頭皮のDHTレベルを決定する要素となります。
FDAによって脱毛症の治療薬として認可されている5αリダクターゼの阻害薬(フィナステリドのような、主にタイプ2サブタイプを阻害するもの)の使用量を決める目安にもなります。
 
性ホルモン結合グロブリン(sex hormone binding globulin, SHBG)はテストステロンと結合してその活性を抑え、DHTへの変換を抑制する。DHTレベルが高い人は一般的にSHBGレベルは低い。SHBGはインスリンにより下方制御(downregulate)されます。
 
インスリン様成長因子1(insulin-like growth factor-1, IGF-1)の上昇は頭頂部の脱毛に関連しています。
 
AGAの発症や進行には遺伝的な要素が大きく関わっています。
30年前の本邦における男性型脱毛症の統計おいて、日本人男性の発症頻度は全年齢平均で約 30%と報告されているが、この発症頻度は現在もほぼ同程度です。
 
適度な有酸素運動の習慣を身に付ける事で、DHTのベースラインが大きく上昇します。
但し、マラソンなどの強度の持久力運動を行った場合は、コルチゾールの働きによって、遊離テストステロンのベースラインが下がる事が確認されている為、DHTのベースラインも下がると考えられます。
 

コルチゾールとは

ストレスホルモンの一種の事であり、精神的ストレスを受ける事でも増加します。
ウエイトトレーニングにより遊離テストステロンレベルが下がったという研究も(少なくとも一つ)存在します。

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