薄毛の治療薬

一般に、すでに休眠状態になっている毛包から再び毛髪を成長させる事よりも、老化による健康な毛髪の脱毛を防ぐ事の方が容易とされています。
 
フィナステリド(プロペシア)やミノキシジルは毛髪の再成長について医学的に効果が証明されています。
二重盲検法(ランダム化二重盲験法)を用いた3つの研究では、治療を行なわなかった男性グループでは2年間で72%に生え際の後退が見られたのに対し、プロペシアを用いたグループは17%でした。
 
一方で、プロペシアでの著明な改善は頭頂部で6%、前頭部で2%程度にとどまっており、ごく一握りの人には著名に効く薬であるが、大部分の人には進行は止まるが、現状維持程度と考えた方がいい薬でしょう。
 
主要なAGA医薬品には副作用が報告されています。
FDA(アメリカ食品医薬品局)は、プロペシア1mgとプロスカー5mgに対してED症状、勃起不全、更に射精不全を製品の注意書きに追加するようメリク社に対して正式要請を行っています。
 
プロスカー5mgに対して、精子に影響を及ぼす恐れもあるという事も発表しています。
またFDAによると、ミノキシジルタブレットは、心室肥大、心外膜液、腎性全身性繊維症、高カリウム血症、多臓器不全の副作用が指摘されています。
 
プラセボ(偽薬)でそれなりの効果が現れます。
この場合、効果そのものは薬剤を使った程にはならないですが、「副作用」は薬剤を使った場合と同様に出現します。
例えばフィナステリドでは「薬剤が原因で性生活に何らかの支障を来たした」割合は3.8%だが、プラセボ群でも2.0%に同様の「副作用」がありました。

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