ノコギリヤシ

nokogiriyashi
 
ノコギリヤシはDHT阻害作用のある薬草であり、一般薬よりも安価で、フィナステリドやデュタステリドよりも副作用が少ないと言われています。
 
他の5αリダクターゼ阻害薬とは異なり、ノコギリヤシのエキスはテストステロンからDHTへの変換を阻害する時にPSA分泌の抑制は行ないません。
フィナステリドが5αリダクターゼの主要なアイソエンザイムであるtype2のみを阻害するのに対し、ノコギリヤシはtype1, 2両方のアイソフォームを抑制します。
 
注意しなくてはいけないのは、こうしたin vitro(生体外)で示されたDHT阻害作用が必ずしもin vivo(生体内)での効果を意味するのではないという事です。
 
脱毛症に対して6か月間の調査を行なった予備研究では6割に改善が見られたとの事だが、使用した用量については報告されていません。
 
ノコギリヤシが脱毛症に何らかの効果がある、とするこの唯一の報告は信頼性が高いものではないのです。
PubMedで唯一検索された論文はノコギリヤシエキスの製造元により発表されたものであり2003年1月に全米で放送されたテレビ番組「20/20」では「たわごと」とされました。

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