食事・生活習慣

男性型脱毛症のリスクに関係する遺伝的要素は多数ある。たとえば男性ホルモン受容体の多型性や頭皮での密度と分布、頭皮の5αリダクターゼの量などです。
 
30年前の本邦における男性型脱毛症の統計おいて、日本人男性の発症頻度は全年齢平均で約 30%と報告されているが、この発症頻度は現在もほぼ同程度です。
 
適度な有酸素運動の習慣を身に付ける事で、DHTのベースラインが大きく上昇します。
但し、マラソンなどの強度の持久力運動を行った場合は、コルチゾールの働きによって、遊離テストステロンのベースラインが下がる事が確認されている為、DHTのベースラインも下がると考えられています。
 
コルチゾールとは、ストレスホルモンの一種の事であり、精神的ストレスを受ける事でも増加します。
 
血中インスリンのレベルを下げると、性ホルモン結合蛋白のレベルが上昇します。
 
SHBGはテストステロンと結合し、血中の遊離テストステロンを減らします。
 
DHTに変換されるテストステロンは遊離型のみです。
 
男性型脱毛症はメタボリックシンドロームとも関係しています。
医学的には男性ホルモンの増加が体調を悪化させる事はなく、男性ホルモンがメタボリックシンドロームの原因になる事もないと言われています。
一方、高いインスリンレベル(と恐らく慢性的な炎症)は脱毛症やメタボリックシンドロームに関連しているのではないかと思われます。
 
男性は、インスリンによる卵巣でのアンドロゲン産生の代謝経路を持たない為、女性と比較して、インスリンによるアンドロゲンの影響を受けにくいと言われています。
 
生活習慣に注意してインスリンレベルを低く保ち、慢性的な炎症を減らす事で、男性型脱毛症の進行を遅らせる可能性があるかもしれないとされています。

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